こんばんは、アンチエイジングの巨人アツシです。
10月に入りましたね。
この時期に多くなってくるイベントと言えば?
結婚式ですね。(ほかにも沢山あると思いますが💦)
そして結婚式が多くなってくると私たち美容師は自然とヘアセットが多くなります。
逆に言うと、ヘアセットの予約が増え始めると季節を感じるようになるのです!
ただ、最近は結婚式のがパーティー形式になったことや、YouTubeでさまざまなアレンジ方法が
動画で流れていることもあってゲストご自身でヘアセットをされる方も少なくありません。
でもプロの目から見ると少し残念なスタイリングの方も見受けられます。
ほんの少しのボタンの掛け違いで可愛く見えたり見えなかったりするので
ここで本当に簡単なセットのコツを取り入れてくださいね。
目次
セットのコツ。髪のボリューム(シニヨンなど)はヘビーサイド側につくること
最近のヘアセットで多いのは編み込みとくるりんぱですね。
サイドから編み込んできて耳後ろでまとめたり、トップの毛をくるりんぱして毛先を引き出して
散らしたりそんなアレンジが多いとおもいます。
そんなアレンジの多くは最終的にシニヨンが出来上がります。そのシニヨンどこにつくるか考えていますか?
何となく流れで作りやすいほうにつくってませんか?
ちょっと待ってください。前回は良かった!でも今回はなんかおかしい・・・なんてことになってませんか?
その原因はシニヨンの位置にあり!
シニヨンは断然ヘビーサイドにつくるべし!と通告します。
どうして?どっちでも同じじゃないの?
そんなのどっちでも同じじゃないの?とお思いかもしれませんが大違い。
例えば前髪を左から分ける(斜めにす)としましょう。

Clker-Free-Vector-Images / Pixabay
こんな感じで。
そうすると向かって左側がヘビーサイドになります。
という事は左にシニヨンが来るように編み込みなどを設計します。
そうするととても自然でアンバランスなかんじがありません。
ここからはヘアスタイルを想像で考えていただくので少し難しいかもしれませんが
この分け目で左側にシニヨンが来るとどうでしょう?
ヘビーサイドのボリュームとシニヨンのボリュームがバラバラになってなんともアンバランスになると思いませんか?
そして、ボリュームが左右それぞれにあることによって目線が分断されとても落ち着かない髪形の印象になってしまうのです。
具体的には

mateusArgolo / Pixabay
このモデルさん
大きく右分けですね。
毛流れもしっかり右から左へとついています。
この写真の撮り方もヘビーサイドからのアングルでとってありとてもまとまっている印象です。
でもこのモデルさんのトップのカールが右下から見えていたらどうでしょう?
急におかしくなると思いませんか?
流れは右から左。でもカールは左。
これだとどうもしっくりこないのが想像していただけると思います。
まとめ
想像していただくことが多く申し訳ないのですが、
ポイントはもっとも序盤で書かせていただいたこと
シニヨンとサイドのバランスはそろえる。という事です!
これで、日によって可愛く見えない😿というようなことがなくなると思うので
多くなる結婚式のお呼ばれはもちろん日々の簡単なアレンジにもお役立てくださいね。