こんばんは
メンタリストatsushiです。
2018年12月31日
大晦日です。
時刻はもう22時をまわろうとしています。2019年がすぐそこに。
なんだかソワソワしますが、落ち着いてブログを書こうと思います!!
目次
白髪が気になるんです。
僕の担当しているお客様は40代の方が多いので、こいうった相談はあります。
そして、そんな方には
「今の白髪染めは前みたく黒くしないでもキチンと染められますよ」とお伝えすると
安心して白髪染めにチャレンジしてくださいます。
でも、先日初めて来てくださった方はいつもの方と少し違いました。
ダークに染めているのに白髪が染まらない
もちろん全部染まっていないわけではないんです。
ほとんどしっかり染まっているのですが、数本ところどころ染まっていない白い毛が混じっているのです。
でも、使ったカラーはカバー力のあるダークなお薬。
通常なら染まらないことのないお色味です。
お客様は言います「もっと染めたいときは黒くしないとダメですか?」と。
あなたならどう思いますか?
普通は「仕方ないですが、もっとカバー力のある黒っぽい色を使いましょう。」
と言います。
でもそれでその白髪がしっかりと染まるのでしょうか?
太い髪の毛の白髪をしっかりと染める方法とは?
染まらないのです。
黒くなって、染まらない。
そんなことになるのです。
なぜ、その白髪が染まらないのでしょうか?
それは、簡単に言うと「薬剤が髪の毛の中に届いてないから」です。
通常カラー剤が髪の毛に作用するのは、キューティクルをアルカリの力で開いて
その開いたキューティクルの間を縫って薬剤が浸透していくからです。
そして染まらない原因は、このアルカリの力が弱いためにキューティクルが開かず発色が起こらない
からなのです。
でも、先ほどの考え方は染料を濃くして染めるというもの。
確かに間違ってはいませんがキューティクルが開かず染料が届かなければ濃くしても何も意味がないのです。
そして、白髪は普通の髪の毛よりもしっかりとしているためさらに入りにくくなるので、染料の濃淡では
解決できないのです。
解決策は?
お客様はダークブラウンを求めていらっしゃる。
でも、こちらからの提案はブラックにしようというもの。
そして、結果は染まりあがりは変わらない・・・・。
これでは、お互いに納得がいきませんね?
ずいぶんと引っ張ってしまいましたが、答えになります。
答えは、ダークブラウンの色味そのままで1番明るいカラー剤を5~10%ほど入れる。
そして、基本のダークブラウンの色味より暗い色をまた5~10%入れることです。
何をしているかと言うと、
明るいお薬を入れることでアルカリの力を強くして、でも染料が薄くなるので
明るいお薬と同量の濃い薬を入れてバランスを取ってあげるのです。
こうすることで、キューティクルもしっかりと開き染料も発色するので
ダークブラウンの色味でカバー力のあるカラー剤をつくることが出来るのです。
大晦日に、大きなネタ晴らしをしてしまいました(;´・ω・)
今まで、染まりが悪くて悩んでる方は
ご相談くださいね。
もちろんダークブラウンじゃなくても大丈夫です。
ヘアカラーを楽しみましょう♪

melancholiaphotography / Pixabay