年齢を重ねても若々しく綺麗な方っていますよね。そんな方は大体髪の毛を綺麗にしていませんか?髪の毛はファッションやメイクより若々しく見せる効果があります。
ツヤツヤで、サラサラの髪の毛にあこがれるけど日ごろのケアはめんどくさそう。。。そんな方におススメの内容です。簡単にできる髪の若返りケアを大公開します。
髪のエイジングケアを今回は分かりやすく、多くの人が抱える髪の悩みを解説していきます。
それぞれの変化がどのように見た目の年齢に影響を与えるか、
そしてその変化に対してどんなケアをしていけばいいかを詳しく解説していきます。
目次
【若いころとは違う?】髪の変化について
年齢を重ねてくると髪の毛もだんだん変化をしてきます。
その髪の変化についての解説です。
髪の変化についてのトピックは
- 白髪が増える
- ダメージが受けやすくなる
- 髪質が変化してうねりや、広がりが出てくる
この3つです。ここを抑えてケアをしていくことで髪の見た目年齢がグッと下がり、
全体的な若々しさに直結していきます。それでは1つ1つ解説していきます。
【大人の髪の悩み第1位】《白髪が増える》についての解説
このトピックは白髪について考えていきます。僕が実際に働く中で、1番気になるのが《白髪》と答えるお客様は
本当に沢山いらっしゃいます。ほとんどの方は美容室でおススメされたやり方で染めていますが、
白髪染めにも種類がありますし、染め方もたくさんあります。
最近SNSなどで流行っている《脱白髪染めハイライト》などもその1つですよね。
たくさんの情報があってなかなか自分に合うものが見つかりにくいですが、この記事を読んでいただければ白髪と上手に付き合う方法が見えてきますので是非お読みください。
では、具体的な解説に入ります。白髪のトピックは
- 白髪とはどういった状態なのか。白髪の発生するメカニズムについて
- 白髪が出てきたときの対処法(白髪染めの種類や染め方)
- 白髪ケアでやってはいけないこと
この3つです。こちらを見ていただくことでこれからの白髪との付き合い方が変わり
ヘアカラーを今より楽しめるようになります。
【じつは勘違いしている人が多い】白髪が生えるメカニズムとは?
白髪とはどういった状態か?なんて言われても普通の地毛とは違って白い髪の毛が生えてくるだけでしょ。
そう思う方もいらっしゃると思いますが、実は白髪が生えてくるという表現は違っています。
白髪の真実は黒髪が生えなくなって白髪が生えてくるのではなく、白髪に色がつかないというのが正解なのです。
どういうことか?というと元々髪の毛は全部白髪として誕生し、伸びてくる段階でメラニン色素という髪の毛に色を付ける
色素が入って髪の毛として伸びてくるのです。というコトは、元々髪の毛は全部白髪だったというのが正しい認識なのです。
そして、年齢と共にメラニン色素をつくるメラノサイトの働きが弱くなって白髪に着色できずに生えてくるから白髪になる
というメカニズムになっています。
【簡単にできます】白髪が出てきたときの対処法
白髪の状態が分かると、その対処法が見えてきます。
もちろん今までやっていただいている染めるというコトも対処法になりますが、
それとは別にメラノサイトを活性化して髪の毛にメラニン色素をしっかりと届けるのも有効な方法になるのです。
少しまとめて書いてみると
- カラー剤で染める
- 頭皮のケアを行う
- 白髪予防になる食べ物をとる
この3つのアプローチで対応していく方法があります。
白髪染めから生活習慣のことについてまで幅広い内容になっています。
今まで染めるだけの方法しかないと思っていた方は、白髪染め以外の方法でも白髪の改善方法もありますので新たな視点を持つことで色々な角度から白髪の改善にアプローチを出くるようになると思います。
カラー剤で染める
1番実践している方が多い改善方法です。
おしゃれ染めよりブラウンが沢山入っている、白髪染めを使うことでしっかりと白くなった部分に色を入れていく方法です。
誰もが手軽に簡単にできる方法なので、おススメです。最近はファッションカラーのような仕上がりで白髪も染められるようになってきたのでデザインの幅が広がっています。
白髪染めを使わない白髪染めのような新しい染め方もどんどん出てきています。
頭皮ケア
髪の毛が生えているのは頭皮からです。というコトは頭皮が健康ならいい髪の毛が生えてくるというのも納得いただけると思います。畑の土が良い状態であれば採れる野菜も良いのと同じです。
頭皮ケアについては、次章の頭皮ケアで詳しく書きますが、髪の毛をつくるうえで頭皮の血流というものはとても大切です。頭皮が血流不足になると、髪に必要な栄養素が運ばれなくなり結果髪の毛を黒くする力が衰えて白い髪のまま生えてきてしまうのです。
そこで、ここでの頭皮ケアでおススメしたいのがヘッドマッサージです。
ヘッドスパという言葉はご存知でしょうか?最近はヘッドスパ専用の美容室がテレビで取り上げられたりするのくらいポピュラーなものになっていますが、分かりやすく言うと地肌専用のマッサージのことです。この地肌のマッサージを行うことで血行が促進されるのです。
やり方は簡単で、頭全体をじゃんけんのパーの形で包んであげて地肌を動かしてあげればOKです。とにかく難しいコトは抜きにして頭皮を動かすことに集中してください。押さなくても大丈夫です。動かしてあげれば十分です。
白髪予防になる食べ物をとる
白髪がはえてくるのは、現代版栄養不足が原因
飽食と言われている現代でこんなことを言うと信じられないと思うかもしれませんが、実は黒髪を生やすために必要な栄養素がとれていないというデータが出ています。髪の毛に必要な栄養素を取れていなければ健康な髪の毛をつくることはできません。いくらお腹いっぱいご飯を食べていても不足しているんですね。
髪の毛に必要な栄養素はミネラル、タンパク質やチロシン(アミノ酸)です。これらを意識して摂取することで髪の毛は健康になり白髪のケアにもつながります。
【危険です】白髪ケアでやってはいけないこと
白髪ケアで一番やってはいけないことは、生えてきた白髪を抜くことです。
髪の毛は自然なヘアスタイルに沿って抜けていきます。白髪が気になるからといって抜くと毛穴がダメージしてしまい、
ひどい場合はその毛穴から髪の毛が生えてこなくなる場合があります。
どうしても出てきた白髪が気になる場合は抜くのではなく根元付近から切ることをおススメします。
その時は眉を切るような小さいハサミを使ってあげると他の髪の毛を切る危険性が少なくなります。
【白髪ケア】まとめ
今まで白髪をどうにかしようと思うと染めるしかないかな。と思われがちですが実は色々なアプローチがあります。
すぐに結果が出ないものもあるかもしれませんが、続けていくことで改善されるので是非やってみたいな。と
思ったものがあったら実践してみてください。
【髪の○○が原因?】ダメージを受けやすくなる
髪の毛を伸ばせなくなった。
そんなお悩みを良く聞くことがあります。じっさいにこれを読んでくださっている方もロングヘアよりはミディアムやボブ、ショートヘアの方が多いかも知れません。
その一つの理由に髪のダメージが気になって切らざるを得ないという方も少なくないでしょう。髪のダメージは世代で関係ないのでは?思うかもしれませんが、髪は年齢を重ねるごとにダメージを受けやすくなるとデータが出ているのです。以前より髪が痛みやすくなっている。
そう感じている方は、なぜそうなってしまうのか?というコトと共に、自分に合った適切なケアを見つけることができれば、
ダメージや髪質い負けず自分らしいヘアスタイルを楽しむことができます。
髪のダメージのトピックは
1.髪のダメージが起こる原因
2.年齢による髪の変化や、ダメージへの耐性の変化
3.大人世代のヘアケアの方法
の3つです。
ヘアケアだけを知りたい。という方はもちろんそこだけを見ていただいてもすぐに実践できますし、なぜこんなにダメージしてしまうのか?気になる方はぜひ最初から見てみてください。
そうすることで、どうしてそのヘアケアをするか知ることができ自分にあったケアを選ぶことができおススメです。
【みんな知りたい】髪のダメージが起こる原因は?
基本的にダメージの原因は
- 物理的ダメージ
- 薬剤のダメージ
- 熱のダメージ
の3つに分けることができます。
物理的ダメージとは・・・カットやブラッシング、防止や枕での摩擦といった日常生活で起こるダメージです。
薬剤のダメージとは・・・カラーやパーマなどの薬によるダメージです。ほぼ、美容室内で起こるダメージです。
熱のダメージとは・・・・ドライヤーやアイロン、コテなどを使うときに起こるダメージです。
この3つのダメージをなるべく最小限に抑えることができればダメージを減らしていくことができます。
ただ、今回は髪のアンチエイジングがメインテーマなので改めて年齢と髪の毛の変化について
書いていきます。
【髪と年齢の関係】髪の変化や、ダメージへの耐性の変化
髪の毛の1本を輪切りにして見てみると
- キューティクル
- メデュラ
- コルテックス
の3層構造になっています。
キューティクルは1番外側の髪の毛表面にうろこ状についている言わばガードマン。
髪の毛を薬や熱、摩擦から守ってくれる役割を担う部分です。髪のツヤを表現するのに大切な部分です。
メデュラは髪の0~5%ほど存在しています。詳しい役割は解明出来ておらず、細い髪の毛には無い場合もあります。
コルテックスはタンパク質で構成されていて、85~90%あり髪の毛の大部分を占めています。大人世代のダメージはコルテックスの変化によって引き起こされます。
このトピックで覚えていただきたいのは、キューティクルケアについてです。キューティクルはガードの役割を担っているので、髪の健康はキューティクルの状態と関係しています。キューティクルのケアを考えることで健康的でツヤにある髪に近づくことができます。
年齢を重ねるとキューティクルは薄く、短くなる
髪の毛のガードマンであるキューティクルですが、年齢を重ねると枚数が”減り、薄く、短く”なります。
キューティクルは一番外側の髪の毛を守る場所なので、キューティクルが減ったり薄くなったりするとダメージしやすくなります。
これが、大人世代のダメージの原因になる髪の変化なのです。※これだけの変化ではなく他の変化もあります。
【キューティクルを守る】大人世代のヘアケアの方法
年齢を重ねるを重ねることによるキューティクルの減少を止めるというのはなかなか難しいことです。なので誰でも簡単に、今からできるキューティクルのケアについて書いていきます。分かりやすくまとめると、
- キューティクルのためにやったほうが良いこと
- キューティクルのためにやらないほうが良いこと
この2つです。見やすくまとめます。
【キューティクルのために】やったほうが良いこと
- 髪を乾かして寝る(ナイトキャップも効果的)
- トリートメントをしっかりする(ヘアオイルなど、髪の毛を守るものを付ける)
- 紫外線ケア(専用の日焼け止めを付ける)
【キューティクルのために】やらないほうが良いこと
- 洗浄力の強いシャンプーは避ける(高級アルコールなど)
- 強くブラッシングなどをしない
- ドライヤーやアイロン、コテなどを高温で使用しない
最初から全方法を取り入れるのは難しいと思いますので、出来るコトからやってみてください。
なかでも僕がおススメなのは、シャンプーを見直すことです。ヘアケアを考えるときに1番重要なのはシャンプーだと確信しています。ここから始めることで、髪の毛が綺麗になることは違いありません。
【大人世代のダメージケア】まとめ
髪の毛のダメージケアは世代によって変わります。
髪の毛の変化に合ったヘアケアを実践していくことで、今よりもダメージに対して強くなったり、髪の毛がキレイになったりするので参考にしてみてください。
特にキューティクルは髪のツヤにとても関係しています。髪がツヤツヤしているととても若々しい印象になりますので、ぜひ上に書いた方法を実践してみてください。
【悩んでいる人が多い】髪のうねりや、広がり
白髪、ダメージと共に髪の大きな悩みの1つが、髪がまとまらないことです。
ハネや広がりがあるとヘアスタイルはカタチになりにくいものです。
そして、朝も寝癖が付きやすかったり家を出る前にスタイリングに時間もかかります。
そして、まとまらない髪の毛というのは基本的にはツヤが出ません。
髪の毛にツヤが無いというのは、老けて見えてしまいます。この記事でうねりやクセのケアの方法を知ってツヤのあるヘアスタイルや朝の快適な時間を手に入れてください。それでは早速ですが
- くせが出てくる原因について
- 大人世代のクセや広がりを解消する方法
を分かりやすく解説します。
【○○の減少が原因】変化する原因は?
髪の毛はよく海苔巻きに例えられます。キューティクルは外側の海苔。メデュラは具材。そしてコルテックスはご飯です。
今回のトピックでメインに考えたいのがご飯に例えられる、コルテックスです。ご飯は通常もっちりして隣同士がくっついていると思いますが、年齢とともにこのご飯同士のくっつく力が弱くなりパラパラと落ちやすくなります。
ご飯がお米に戻ってしまうような感じです。海苔巻きに炊いていないお米が入っていても流れてしまいそうですよね。髪の毛のたんぱく質をつなぎとめる働きを持つのが(シスチン結合)s-s結合というのですが、少しずつ年を重ねるにつれて減少していきます。
その結果、タンパク質の結びつきが弱くなり髪の毛からタンパク質が出てしまいます。そうすると、コルテックスの中のタンパク質が減って髪の全体のバランスが崩れてしまいます。
そのバランスが崩れてしまうことで、くせが出たりまとまらなくなってしまうのです。
【縮毛矯正だけではない!】大人世代のクセや広がりを解消する方法
タンパク質の減少から考えると、適切なヘアケアは
- シスチン結合を強化する
- 少なくなったタンパク質を補給する
この2つです。
そんなことを言われてもどうしたらいいか分からない。と思うかも知れませんがどちらもシャンプーなどで簡単に補給することができます。毎日使っているシャンプーを変えてあげることで改善できるのでとても取り入れやすい方法です。
【”うねり”や”まとまり”解説】まとめ
髪の中のタンパク質のバランスを整えてあげることが、自然とおさまる扱いやすい髪をつくることにつながるんですね。
ちょっとマニアックになってしまったかも知れませんが、くせが出て来たら縮毛矯正で解決!ではないんです。
反対に強い縮毛矯正をすることで、思ったよりボリュームを抑えすぎてしまったり毛先が不自然なほど真っ直ぐになって理想のヘアスタイルからかけ離れてしまうこともあります。
今回ご紹介したシャンプーなどで行うタンパク質補給は髪に必要な成分を補うことでふっくらとした髪の毛をつくることにつながりますので、今回ご紹介した方法を試していただけると嬉しいです。
【おさらいです】髪の変化まとめ
この章では、みなさんが悩んでいる白髪ケアそしてうねりのケアについて書きました。
白髪ケア=染める、くせが出てきた=縮毛矯正
この2つの王道の解決方法はもちろん効果てきめんです。
でも、読んでいただくと他のやり方もあるんだ!と思えるそんな気づきのある内容だったのではないでしょうか。
次の章では、髪の毛を育む大地と言っても過言ではない頭皮のケアについて書いていきますので、髪のケアと合わせて情報を入れていただくとよりきれいなヘアスタイルの土台が作れると思いますので読んでみてください。
髪の毛は、地肌の栄養をもらって生えていきます。なので、地肌の環境は髪の毛に大きく影響するのです。かな?と思う方もいる
ヒアルロン酸やコラーゲンのようなうるおいを与えられる成分の入った頭皮用の美容液を使うことで、真皮にうるおいが与えられ厚みや柔らかさも改善されます。
【髪のボリューム、立ち上がらないお悩み】まとめ
お肌に必要なヒアルロン酸やコラーゲンは実は頭皮にも必要なんですね。と言われますが、それもそのはず、頭皮も同じお肌の一部です。
ほとんどの人は、普段から髪の毛は意識してみても頭皮はあまり関心が持てないようですし、変化に気づいても何をしたらいいか分からない?という方が多いです。なので、このトピックで書いた方法を実践して髪のボリュームを取り戻しましょう。
髪のボリュームが出てくると、気持ちまで明るくなるような気がしますね。
【地肌がすけてしまう】抜け毛、薄毛が気になる
シャンプーをしたときに抜けた髪の毛をみて(こんなに抜けて大丈夫かな、、)
そんな風に考えたことはありませんか?
男女問わず気になる抜け毛や薄毛。
他の人からはそんなに気にするほどでもない。と言われてもどうしても不安を感じてしまいます。
でも実際どんなケアをしたらいいかってわからなくないですか?
アレもしたほうが良い、これもしたほうが良い。
たくさん情報がある中で、何を選択したらいいか難しいところです。
でも、実際は抜け毛や薄毛のケアは大きく分けると
- 頭皮の血行を良くすること
- 髪の毛が生えるようにホルモンバランスを整えること
- 腸内環境を整えること
この3つを考えれば大丈夫です。この3つの中から自分に合ったものを選択して足りないものを補えばいい
そんなシンプルなことで大丈夫です。
今からたくさんのことを始めようとすると何から始めていいか分からなくなるので
まず自分の出来そうなことから始めてみてください。それでは1つ1つ解説していきます。
【血は全身に栄養を届けます】頭皮の血流を良くすること
髪の毛が生えてくるのに良い頭皮の状態は血流が足りていることです。髪の毛を生やす栄養成分は血流よって頭皮に届けられるため血流が不足していると必要な栄養素が頭皮に届きません頭皮の血流をよくすることで地肌が元気になり、しっかりとした髪の毛をつくる土壌が整えられるのです。
頭皮の血流をよくするためには
【成長ホルモンを促すために】睡眠を必要な時間にしっかりと取ること
睡眠時はその日の疲れを癒したり、体のダメージを修復する成長ホルモンがでる大切な時間です。もちろん、髪の毛の成長もこの時に行われます。成長ホルモンの分泌が活発になる時間は22~2時です。なので、22~2時の時間はできるだけ睡眠をとりたいところです。
ですが、なかなか忙しくて睡眠時間が確保できない。というかたも多いですね。そんな場合は他の大切なことを意識してみてください。それは睡眠のリズムをつくることと睡眠の質をあげることです。
睡眠のリズムを作る
どういうことかと言うと、毎日決まった時間に寝て決まった時間に起きるというリズムです。就寝時間が遅くなってしまう方は、ぜひ取り入れてみてください。
睡眠の質をあげる
眠る2~3時間前に食事を終える、湯船に浸かる、スマートフォンを見ないようにする。すると、ベットに入るときに自然と副交感神経が優位に働いて睡眠の質が上がると言われています。
睡眠は体の成長だけでなく髪の毛の成長にも必要です。充分な睡眠をとって健康な地肌を作っていきたいですね。
【体の中から健康に】腸内環境を整え、必要な栄養素を摂取する
体は、生命活動の維持を優先するため自分の臓器を守ることを優先に考えます。そういった意味で重要度の低い髪の毛は後回しになってしまいます。というコトは体が健康でなければ後回しになる髪の毛はずっと健康にならないと考えてもおかしくありません。なので、まず体の中を健康にしていくことがとても大切と言えます。
体の免疫の90%は腸内で作られるので、体の健康を考えると腸内環境を整えることは必須です。腸内環境を整えていくことで太くしっかりとした髪の毛が育っていきます。
腸内環境を整えるには
腸内環境とは
腸内環境を整えるには、腸内細菌のバランスを整えることが大切だと言われています。腸内細菌は悪玉菌の侵入や増殖を防いだり、腸の運動を促すことによって、お腹の調子を整える働きをもっています。
腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌で構成されていて、善玉菌20%、悪玉菌10%、「日和見菌」70%が理想的なバランスだと言われています。このバランスが崩れると、肌荒れや感染症にかかりやすくなったりします。
腸内環境を整えるには
腸内環境は食生活の見直しによって整えることができます。具体的にはヨーグルトや納豆などの発酵食品や水溶性食物繊維の豊富なごぼう、ニンジン、里芋、ほうれん草、きのこを食べたり、それらと合わせて整腸剤を飲んだりすることが一般的な改善方法です。普段の食事に少しずつ加えていくことで腸内環境が整い内臓が元気になると自然と末端である頭皮にもいい栄養が運ばれて健康な髪の毛が生えていきます。
頭皮、髪の毛のために必要な栄養素とは?
腸内環境に良い食事のあとは、頭皮や髪の毛のために必要な栄養素をご紹介します。
髪の毛のために必要な栄養素は
- タンパク質
- 亜鉛
- ビタミン
です。
タンパク質
タンパク質は髪の毛を成長させて、科学的ダメージや環境ダメージから守ってくれる役割がありますので積極的に摂取していきたい栄養素です。
タンパク質が多い食材・・・鶏肉、うなぎ、サバ、銀ダラ、サンマ、ブリ、マグロトロ、卵、乳製品
亜鉛
ミネラルの一種である亜鉛は、タンパク質(ケラチン)を生成します。ケラチンタンパク質は髪の毛の85%を構成する大切なタンパク質なので髪の毛の成長は亜鉛で作ると言っても過言ではないです。その他にもAGA発症の原因の一つである、5αリダクターゼの抑制が期待できます。 実際に僕の知り合いも亜鉛を飲み始めて産毛が太くなったと喜んでいます。
ビタミン
ビタミンは細胞分裂を活発にしてくれる効果がある栄養成分です。特に、ビタミンC、D、Eを意識して摂取がおススメです。
ビタミンC・・・菜の花、パプリカ、ブロッコリー、柿、キウイ、ほうれん草、モロヘイヤ、カリフラワー、レンコン、小松菜
ビタミンD・・・サケ、サンマ、カレイ、マグロ、サバ、サワラ、鶏卵、キクラゲ、きのこ類
ビタミンE・・・ウナギ、イカ、ブリ、アーモンド、納豆、豆苗、ほうれん草、モロヘイヤ、かぼちゃ、パプリカ、アボカド、さつまいも
これらが髪の毛のために必要な栄養素です。たくさんあり過ぎだし腸内環境を整える食事とプラスすると難しそう・・・と思われるかも知れませんが、ほうれん草、きのこ、納豆、乳製品(発酵)などはどちらもカバーしている食品なのでこれらをとれば一石二鳥で腸内環境と髪の毛のために必要な栄養素の2つにアプローチすることができるのでおススメです。
【頭皮ケア】まとめ
この章では健康的な髪の毛を育てるために必要な頭皮ケアについて書いてきました。改めてまとめると頭皮ケアには日ごろの生活がかなり重要だというコトが分かりますね。
- 充分な栄養を摂る
- しっかりとした睡眠時間の確保
など生活習慣を見直ししていくことで地肌に栄養がしっかりと届けられ健康的な髪の毛がつくられるのです。頭皮ケアを意識していくことで自然と腸内環境も整い、健やかな生活を送れるのは嬉しいことですね。
たくさんのことを書きましたが、出来ることから始めてみてください。
【髪のエイジングケア】まとめ
今回この記事では、
- 白髪ケア
- 薄毛やボリューム対策
をまとめてみました。
白髪ケアでは、いつもの白髪染めを詳しく解説しつつ、染めない方法でも白髪を目立たなくする方法まで載せています。
薄毛やボリューム対策でも地肌のケアから始まり、体の中からのケアまで網羅しています。
この記事を読んでいただくと、今までのアプローチ方とは別の視点で対応できるようになると思います。
まずは気になったところを試して、自分に合ったものを見つけて実践してみてください。ストレスのない方法がきっと一番続けられると思いますので。