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【気づいてますか?】地肌の変化について
最近髪の毛が細くなったり、ボリュームが出なくなった。まとまりがつかなくなってきた。
そのように感じませんか?
年齢とともにお肌が変わっていくように、頭皮も同じ皮膚なのでお肌のように変化していきます。
ハリがなくなったり、うるおいが減少したりといったことは頭皮でも同じように起こることなのです。
髪の毛は、地肌の栄養をもらって生えていきます。なので、地肌の環境は髪の毛に大きく影響するのです。
髪の毛ケアは出来ても、頭皮ケアまでするのは難しそう
そんな風に思うかもしれませんが、地肌ケアは全くやってこなかった方がほとんどなので
実はやれば変化が感じやすくなります。それに合わせて、地肌のケアをするというコトは
自分の生活習慣を整えることにもつながるので、体にもいい影響を与えてくれるのです。
さっそく地肌のケアについて詳しく説明していくので最後までお付き合いください。
頭皮の状態で出てくるお悩みは
- 髪のボリュームが出ない。立ち上がりがつかない
- 抜け毛、薄毛が気になる
この2つに絞られます。これら2つは、髪の毛が原因かな?と思う方もいるかも知れませんが
実際は頭皮ケアをすることで改善が期待できます。髪の生えてくる根元である頭皮をいい状態にして
キレイな髪の毛を生やしていきましょう。
【ボリュームは若さを作ります】ボリュームが出ない。立ち上がりがつかない。
このトピックでは、地肌のがどのように変わっていくか?というところから、行うと良い具体的な方法までを
解説していきます。年齢だから、、と諦めていたお悩みを改善できる内容になっています。
この記事では分かりやすく内容を3つに分けて書いています。
- 年齢とともにに起こる地肌の変化
- 髪のボリュームがなくなってしまう原因
- ふっくらと立ち上がりがつく髪の毛をつくるためにやったほうが良いこと
それでは、1つずつ解説していきます。
【見て、触って分かる】年齢とともにに起こる地肌の変化
髪の毛が年齢と共にダメージを受けやすくなったり、やわらかくなったり変化していくように、20代~40代にかけてハリの低下が起こったり、硬くなったりします。
頭皮の色も、健康的な青白い(一休さんの絵は青白い坊主頭ですね。)色から赤味や黄色いような色に変化していきます。
他にも30代では髪の毛を振ったときに匂いを感じ、40代では襟足全体に油分感と匂い、60代ではベタつきが頭皮全体で感じられ、加齢臭を感じ始めます。
【頭皮のハリが大切】髪のボリュームがなくなってしまう原因
地肌の変化のパートで書きましたが、髪のボリュームがなくなってしまう原因は、頭皮のハリが低下してしまうことと関係しています。
20代を過ぎたあたりから、頭皮の真皮という部分にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が不足してきます。
ヒアルロン酸は頭皮のうるおい、厚み、柔らかさを保つ大切な栄養成分で、ヒアルロン酸が減少することで頭皮が薄くなりたるんできてしまうのです。すると、毛穴がだんだんと広がっていき髪の毛が倒れやすくなってしまいます。
花瓶を想像していただくと分かりやすいのですが一輪挿しのようなうちが小さい花瓶は花を挿してもしっかり立ち上がりますが、口が大きくなると花は寝てしまいます。
【コリの解消】ふっくらと立ち上がりがつく髪の毛をつくるためにやったほうが良いこと
頭皮のたるみが原因というコトは、頭皮のたるみを改善してあげるようなケアを行うことが重要です。
それにはご自宅でシャンプー中やシャンプー後に地肌のマッサージを定期的に行うことや、美容室でヘッドスパを受けることもおススメです。
あとは、元々の原因であるヒアルロン酸の減少に対するアプローチも効果的です。
ヒアルロン酸やコラーゲンのようなうるおいを与えられる成分の入った頭皮用の美容液を使うことで、真皮にうるおいが与えられ厚みや柔らかさも改善されます。
【髪のボリューム、立ち上がらないお悩み】まとめ
お肌に必要なヒアルロン酸やコラーゲンは実は頭皮にも必要なんですね。と言われますが、それもそのはず、頭皮も同じお肌の一部です。
ほとんどの人は、普段から髪の毛は意識してみても頭皮はあまり関心が持てないようですし、変化に気づいても何をしたらいいか分からない?という方が多いです。なので、このトピックで書いた方法を実践して髪のボリュームを取り戻しましょう。
髪のボリュームが出てくると、気持ちまで明るくなるような気がしますね。
【地肌がすけてしまう】抜け毛、薄毛が気になる
シャンプーをしたときに抜けた髪の毛をみて(こんなに抜けて大丈夫かな、、)
そんな風に考えたことはありませんか?
男女問わず気になる抜け毛や薄毛。
他の人からはそんなに気にするほどでもない。と言われてもどうしても不安を感じてしまいます。
でも実際どんなケアをしたらいいかってわからなくないですか?
アレもしたほうが良い、これもしたほうが良い。
たくさん情報がある中で、何を選択したらいいか難しいところです。
でも、実際は抜け毛や薄毛のケアは大きく分けると
- 頭皮の血行を良くすること
- 髪の毛が生えるようにホルモンバランスを整えること
- 腸内環境を整えること
この3つを考えれば大丈夫です。この3つの中から自分に合ったものを選択して足りないものを補えばいい
そんなシンプルなことで大丈夫です。
今からたくさんのことを始めようとすると何から始めていいか分からなくなるので
まず自分の出来そうなことから始めてみてください。それでは1つ1つ解説していきます。
【血は全身に栄養を届けます】頭皮の血流を良くすること
髪の毛が生えてくるのに良い頭皮の状態は血流が足りていることです。髪の毛を生やす栄養成分は血流よって頭皮に届けられるため血流が不足していると必要な栄養素が頭皮に届きません頭皮の血流をよくすることで地肌が元気になり、しっかりとした髪の毛をつくる土壌が整えられるのです。
頭皮の血流をよくするためには
【成長ホルモンを促すために】睡眠を必要な時間にしっかりと取ること
睡眠時はその日の疲れを癒したり、体のダメージを修復する成長ホルモンがでる大切な時間です。もちろん、髪の毛の成長もこの時に行われます。成長ホルモンの分泌が活発になる時間は22~2時です。なので、22~2時の時間はできるだけ睡眠をとりたいところです。
ですが、なかなか忙しくて睡眠時間が確保できない。というかたも多いですね。そんな場合は他の大切なことを意識してみてください。それは睡眠のリズムをつくることと睡眠の質をあげることです。
睡眠のリズムを作る
どういうことかと言うと、毎日決まった時間に寝て決まった時間に起きるというリズムです。就寝時間が遅くなってしまう方は、ぜひ取り入れてみてください。
睡眠の質をあげる
眠る2~3時間前に食事を終える、湯船に浸かる、スマートフォンを見ないようにする。すると、ベットに入るときに自然と副交感神経が優位に働いて睡眠の質が上がると言われています。
睡眠は体の成長だけでなく髪の毛の成長にも必要です。充分な睡眠をとって健康な地肌を作っていきたいですね。
【体の中から健康に】腸内環境を整え、必要な栄養素を摂取する
体は、生命活動の維持を優先するため自分の臓器を守ることを優先に考えます。そういった意味で重要度の低い髪の毛は後回しになってしまいます。というコトは体が健康でなければ後回しになる髪の毛はずっと健康にならないと考えてもおかしくありません。なので、まず体の中を健康にしていくことがとても大切と言えます。
体の免疫の90%は腸内で作られるので、体の健康を考えると腸内環境を整えることは必須です。腸内環境を整えていくことで太くしっかりとした髪の毛が育っていきます。
腸内環境を整えるには
腸内環境とは
腸内環境を整えるには、腸内細菌のバランスを整えることが大切だと言われています。腸内細菌は悪玉菌の侵入や増殖を防いだり、腸の運動を促すことによって、お腹の調子を整える働きをもっています。
腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌で構成されていて、善玉菌20%、悪玉菌10%、「日和見菌」70%が理想的なバランスだと言われています。このバランスが崩れると、肌荒れや感染症にかかりやすくなったりします。
腸内環境を整えるには
腸内環境は食生活の見直しによって整えることができます。具体的にはヨーグルトや納豆などの発酵食品や水溶性食物繊維の豊富なごぼう、ニンジン、里芋、ほうれん草、きのこを食べたり、それらと合わせて整腸剤を飲んだりすることが一般的な改善方法です。普段の食事に少しずつ加えていくことで腸内環境が整い内臓が元気になると自然と末端である頭皮にもいい栄養が運ばれて健康な髪の毛が生えていきます。
頭皮、髪の毛のために必要な栄養素とは?
腸内環境に良い食事のあとは、頭皮や髪の毛のために必要な栄養素をご紹介します。
髪の毛のために必要な栄養素は
- タンパク質
- 亜鉛
- ビタミン
です。
タンパク質
タンパク質は髪の毛を成長させて、科学的ダメージや環境ダメージから守ってくれる役割がありますので積極的に摂取していきたい栄養素です。
タンパク質が多い食材・・・鶏肉、うなぎ、サバ、銀ダラ、サンマ、ブリ、マグロトロ、卵、乳製品
亜鉛
ミネラルの一種である亜鉛は、タンパク質(ケラチン)を生成します。ケラチンタンパク質は髪の毛の85%を構成する大切なタンパク質なので髪の毛の成長は亜鉛で作ると言っても過言ではないです。その他にもAGA発症の原因の一つである、5αリダクターゼの抑制が期待できます。 実際に僕の知り合いも亜鉛を飲み始めて産毛が太くなったと喜んでいます。
ビタミン
ビタミンは細胞分裂を活発にしてくれる効果がある栄養成分です。特に、ビタミンC、D、Eを意識して摂取がおススメです。
ビタミンC・・・菜の花、パプリカ、ブロッコリー、柿、キウイ、ほうれん草、モロヘイヤ、カリフラワー、レンコン、小松菜
ビタミンD・・・サケ、サンマ、カレイ、マグロ、サバ、サワラ、鶏卵、キクラゲ、きのこ類
ビタミンE・・・ウナギ、イカ、ブリ、アーモンド、納豆、豆苗、ほうれん草、モロヘイヤ、かぼちゃ、パプリカ、アボカド、さつまいも
これらが髪の毛のために必要な栄養素です。たくさんあり過ぎだし腸内環境を整える食事とプラスすると難しそう・・・と思われるかも知れませんが、ほうれん草、きのこ、納豆、乳製品(発酵)などはどちらもカバーしている食品なのでこれらをとれば一石二鳥で腸内環境と髪の毛のために必要な栄養素の2つにアプローチすることができるのでおススメです。
【頭皮のトラブル&エイジングケア】まとめ
健康的な髪の毛を育てるために必要な頭皮ケアについて書いてきました。改めてまとめると頭皮ケアには日ごろの生活がかなり重要だというコトが分かりますね。
- 充分な栄養を摂る
- しっかりとした睡眠時間の確保
など生活習慣を見直ししていくことで地肌に栄養がしっかりと届けられ健康的な髪の毛がつくられるのです。頭皮ケアを意識していくことで自然と腸内環境も整い、健やかな生活を送れるのは嬉しいことですね。
たくさんのことを書きましたが、1番は続けられることです。自分に合ったものをピックアップして実践することで今よりもっと健康的な髪の毛を育てることが出来ますので是非試してみてください。