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髪の毛を濡れたまま寝るとどうなる?実際のお客様が変わったリアルな話

a.saito

目次

髪の毛を濡れたまま寝るとどうなる?実際のお客様が変わったリアルな話

髪の毛を濡れたまま寝ること、ついやってしまっていませんか。

仕事や家事、育児で疲れていると、ドライヤーをかける元気が残っていない日もありますよね。
その気持ちはとてもよく分かります。

ですが、美容師として多くのお客様を見てきた中で、髪の毛を濡れたまま寝る習慣が、髪のまとまりやダメージに大きく関係していると感じることがよくあります。

今回は、実際に担当していた常連のお客様のお話を通して、

  • 髪の毛を濡れたまま寝るデメリット
  • なぜ乾かすことが大切なのか
  • 行動が変わるきっかけとは何か

をお伝えします。


いつも髪が跳ねて来店されるショートヘアのお客様

いつも来てくださる常連のお客様がいました。

その方はショートヘアなのですが、毎回来店されるたびに髪の毛が跳ねている状態でした。

最初は正直にこう思っていました。

「僕のカットが良くないのかな」
「すぐまとまらなくなってしまうのかな」

そこである日、思い切って聞いてみました。

「切ってすぐも、こんなふうにまとまらないんですか?」

するとその方はこう答えました。

「切ってすぐは落ち着いているんだけど、時間が経つと暴れてしまうの」

でも、その方は1ヶ月に1度きちんと来店してくださる方です。
美容師の感覚としては、そこまで崩れるのは少し不思議でした。


原因は髪型ではなく“濡れたまま寝る習慣”だった

その日、原因が分かりました。

なんとその方は、

髪の毛を乾かさず、濡れたまま寝ていたのです。

なるほど、とすべてつながりました。

カットの問題ではなく、寝ている間についたクセやダメージによって、毎朝髪がまとまらなくなっていたのです。

そこで僕はこう伝えました。

「髪の毛を乾かして寝るだけで、今よりかなりまとまりやすくなりますよ」

すると返ってきた言葉は、

「分かっているんですけどね。無理なんです」

この言葉には、現実が詰まっています。

正しいことを知っていても、できないことはある。
人は正論だけでは動けないんです。


髪の毛を濡れたまま寝るデメリット

ここで、なぜ濡れたまま寝るのが良くないのかを整理しておきます。

1. キューティクルが傷つきやすい

髪は濡れている時が一番デリケートです。
その状態で枕とこすれると、表面のキューティクルがはがれやすくなります。

結果として、

  • パサつく
  • ツヤがなくなる
  • 引っかかる

といった悩みにつながります。

2. 寝癖がつきやすくなる

濡れた髪は形が変わりやすいため、そのまま寝ると寝ている姿勢のままクセが固定されます。

朝起きた時に、

  • 毛先が跳ねる
  • 片側だけ膨らむ
  • 前髪が割れる

こういった状態になりやすいです。

3. 頭皮環境が乱れやすい

頭皮が湿ったままだと蒸れやすくなり、雑菌が増えやすい環境になります。

  • ニオイ
  • かゆみ
  • ベタつき

につながることもあります。


乾かすことの大切さ

髪の毛を乾かして寝るだけで、翌朝かなり変わります。

  • まとまりやすい
  • ツヤが出やすい
  • 寝癖が減る
  • 朝のセットが早くなる
  • ダメージ予防になる

つまり、夜に5分頑張るだけで、朝のストレスが減るということです。


頑なに変わらなかったお客様が変わった理由

その後も僕は軽く乾かすことをお伝えしていましたが、無理に説得はしませんでした。

するとある日、驚くほど綺麗な髪で来店されたのです。

今まで毛先が跳ねていた方とは別人のようでした。

僕が驚いていると、その方が言いました。

「最近、乾かして寝ています」

理由を聞くと、

新しい少し高めのドライヤーを買ったから

でした。

せっかくだから使ってみよう。
そう思って乾かしてみたら、自分でも驚くほど髪が綺麗になったそうです。

さらに会社で同僚から、

「髪きれいだね」

と褒められたとのことでした。


このお客様から教わった大切な教訓

僕はこの出来事から大事なことを学びました。

人は正しい情報だけでは動かない。行動が変わるには“きっかけ”が必要。

どれだけ美容師が説明しても動かなかった方が、

  • 新しいドライヤーを買った
  • 実際に変化を感じた
  • 周りから褒められた

この3つで一気に習慣が変わりました。

これは髪だけでなく、ダイエットや勉強、仕事も同じかもしれません。


髪の毛を乾かすのが面倒な人へ

毎日完璧にやる必要はありません。

まずは、

  • 根元だけでも乾かす
  • 前髪だけでも乾かす
  • ドライヤー時間を3分だけ頑張る

ここからで十分です。

続けるうちに、髪が変わり、朝が楽になり、気分まで変わっていきます。


まとめ

髪の毛を濡れたまま寝ると、

  • 寝癖がつく
  • パサつく
  • ダメージしやすい
  • 頭皮環境が乱れやすい

といったデメリットがあります。

逆に、乾かして寝るだけで髪はかなり扱いやすくなります。

もし今、毎朝髪がまとまらないと悩んでいるなら、まず見直してほしいのはスタイリング剤でもシャンプーでもなく、

寝る前に髪を乾かす習慣です。

今日の5分が、明日の髪を変えます。

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