おはようございます。
美容メンタリストatsushiです。
暖かくなってきたこともあって
最近パーマをご希望されるお客様が増えてきました。
中には10年ぶりという人も!
定期的にパーマをかけている方は
自分がどのような仕上がりになるのか想像がつきますが
10年ぶりともなると予想がつきません。
そこでカウンセリングでしっかりとお客様の要望を聞き出しますが
大体のお客様は
パーマをかけたいけれど
どんな風にかけたいかは
あんまりイメージを持ってらっしゃらない場合が多いのです。
若しくはイメージはあるけれど
かなり抽象的で漠然とし過ぎている。
特に、10センチ近く短くきってパーマをかけたい方に多いお話ですが、
例えば
「細かくなくしっかり」
こんなご要望が多いいのですが
さすがにこの情報だけでは
「OK、じゃあそれで行きましょう」
と始められません。
それはなぜか?
お客様なので仕方ないのですが
パーマをかけたいという気持ちはあるけれど
全体のスタイルのイメージはもちにくいのです。
もちろん長さのイメージはあります。
このくらい切りたい。というくらいの。
例えば
「10センチ切りたい」
「肩につかないくらいにしたい」
など。
でも、
カットはカットで
パーマはパーマで別々にとらえていらっしゃいます。
(本当かな?)と思う方は
パーマ上級者です。
そうやってパーマとカットを別でとらえていると
”強すぎ、弱すぎ”の問題が出てくるのです。
あとは、”ボリューム感が出すぎ”問題です。
では、どうしたらいいのかというコトですが
答えはシンプルなものです。
それは、
「私はパーマをかけたいのか、髪を切りたいのか?」と
考えることです。
多くの方は
「パーマをかけたいんだからパーマを優先したい」
と思うとおもいます。
こんなカール感がいい。
それが決まったとき
そのパーマの強さに合わせて長さを決めていくのが
一番全体のバランスが綺麗に取れるのです。
髪質にもよりますが、
膨らむ髪質のかたに
ボブの上からかけるパーマは僕はお勧めしません。
少し長さを残して
パーマでボリュームが出ても縦長のバランスが保てるようにします。
反対にどうしても切りたい場合は
ボブなら毛先のワンカールにとどめておくように提案します。
パーマは髪の毛のメニューの中で
唯一のメニューです。
それは、バランスを取ることが
とても肝になるメニューとも言えるのです。
僕はパーマが大好きなので、
10年ぶりにかけて
「悲しい気持ちになるようなことは絶対にさけたい」
だからこそ、
長さをパーマの強さのバランスを
こだわりたいのです。

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